ルビドラは修正6回。女子目線でこだわりのパズドラフィギュアを作るリーメントに潜入!
パズドラグッズ制作の舞台裏
パズル&ドラゴンズのキャラを立体化したミニフィギュアがついたストラップをくっつけて遊べる『つながるマスコット』。
今回はこの製品を作っているリーメント社を訪ねて、制作の舞台裏を見せてもらいました。
同製品を担当する櫻井さんに、貴重な社内資料と実際に出来上がったフィギュアを見せてもらいつつ制作秘話をおうかがいしてきました。
パズドラの公式設定画には背面がない
パズドラキャラクターの公式のイラストはゲームの画像に出てくるもののみで、前面から見た姿しかありません。
そこで、フィギュアを作る際は見えていない部分を新たに描き起こす必要があります。
そして、こちらがその背面イラストです。
この見えない部分を新たに描く作業が、立体化した際の印象を大きく左右します。
『つながるマスコット』の場合は手のひらにちょこんと乗るサイズのフィギュアのため持った際に「カワイイ」と感じられるようにデザインを決めていったそうです。
パズドラフィギュアの原型作成
設定画が完成すると、そこから"原型"というフィギュアの元となる"型"が作られます。
同社は社内に原型室がありそこにスタッフがいるので、ここで繰り返し細かな修正が加えられていくとのこと。
ルビドラの口を作るのが難しい
ドラゴンらしさを出すために本物のトカゲの口を参考にしつつ、リアルになりすぎて「カワイイ」感じが失われない絶妙なバランスになっています
こうして実際に完成した原型がこちら。上の画像と見比べると口元がすっきりして、親しみやすい感じになっていると思いませんか?
下の画像をよく見ると、一つ一つのタマゴの表面が微妙に違うことがわかります。
これは表面にしわや凹凸を付ける「シボ加工」がされているからで、この一手間によって手にとって眺める際の楽しみが増しているのです。
完成した原型を並べた様子は以下の通り。(※シークレットは内緒です!)
フィギュアに命を吹き込む彩色
単色が多いパズドラのキャラは色使いも重要で、このルビドラは何と6回も色味の修正を行ったそうです。
スタッフ一同「予想以上にカッコいい」というドラゴンフルーツもインパクトのあるカラーリングになっています。
実はこのキャラは構想段階では微妙な印象だったそうですが、実際に出来上がってみると櫻井さんも「一押しです!」と力説するフィギュアになりました。
パズドラ市場にないものを作りたいという思い
今回のインタビューの中で櫻井さんは、パズドラのファンには女の子が沢山いるのに、彼女たちが欲しくなるようなパズドラグッズがなかったと言っていました。
そして、そのような思いから生まれたのが、この「カワイイ」にこだわった『つながるマスコット』です。
女子バズドラーの自分買いはもとより、男子からのちょっとしたプレゼントにぴったりのキュートな製品に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
コチラで購入!
→パズドラつながるマスコット